FC2ブログ

資本主義の独立基礎と布基礎、インセンティブ

北海道は12月1日から3月末まで7%の節電集中対策を実施する。550万人道民が一丸となって完遂するぞー「贅沢は敵だ!、鬼畜米英?何するモノゾ」ってなところか(違うか)。水を差して申し訳ないが、北海道の夏の節電(7%)において企業向け等の節電は大幅に目標値を上回ったが、家庭向け(個人向け)は5%内外の達成率だったそうだ。民主党系の首長さんが咆えた「(人民に)人参をぶら下げろ。」

★インセンティブとは現世の報酬のこと

北海道新聞が2012年3月におこなった「原子力政策」などについての調査がある。「電気料金の値上げを受け入れてでも、原発は不安なので止めておく。」との回答が64%に上ったそうだ。

この回答と夏の節電意識との乖離はどうしたもの何だろうか?。その答えは簡単である、脱原発は負のインセンティブで、節電も負のインセンティブだからだ。どちらを選ぶかと云うと「節電をしない」と云う選択をしたというわけだ。直近の利益を求めたのだ。

負のインセンティブを「ディスインセンティブ」と云う。対して正のインセンティブはそのまま「インセンティブ」と云う。この言葉は資本主義経済の基本中の基本で、極論すれば「資本主義とはインセンティブの事だ」と言っても過言ではない。

強固な独立基礎と壁のような地中の梁(はり)を持つ原発が壊れると云うことは、住宅は勿論のこと一般ビルも大破壊を免れないと言う事だ。道路や水道・ガス・電気等の社会インフラも壊滅である。

脱原発とは国家安全保障の事である。原発を厭うのなら大災害に備えた国土作りも並行して行うのが筋だろうと思う。合わせて、震災後の再興の実効ある手立ても講ずるべきだ。

いつ起こるか解らない大災害に備えて、「原発を止めよ」と云うのなら、脱原発に対する現世の報酬とは如何なるものか?を説明すべきだ。

★トレードオフと平等

民主党の党是に「所得再配分の平等性」というのがある。個々の国民の「満足感の度合い」を計測できると仮定すれば、「所得再配分の平等性」を以て得られる満足感の度合いは常に一定というわけではない。最初は飛び上がって喜ぶが徐々に喜びが薄れて、より以上の満足を欲するようになる。

中長期的に見れば、労働に対するインセンティブが徐々に減少していき、政策コストに見合わなくなる。そればかりか、経済全体の生産性を減少させて再配分すべき所得の減少を招いてしまう。

平等とインセンティブとは「トレードオフ」の関係にある。所得が減少して尚かつ政策コストを引き上げる手段があるのなら教えて欲しい。それの答えが1000兆円の赤字国債だとすれば「バカヤロー」であろう。

★機会費用

仮に脱原発が正当な政策だとする、原発を諦めた代償が節電なんだろうか?。「機会費用」とは、トレードオフによって捨てられた(諦めた)選択肢の内のよりマシな選択肢の事である。

世の中(社会)は、アレかコレかの複数の選択肢をメリットやデメリットを考えながら取捨選択(しゅうしゃ せんたく)していく過程そのものである。子供に「アレもコレ」もの全ての選択肢を全て選んであげる馬鹿親は皆無だろうと思う。

民主党とは、その馬鹿親そのものであろう。

考えられる事はただ一つしかない資本主義経済がお嫌いなのだ。民主党が尊敬する中華人民共和国でさえ資本主義経済を取り入れている。と言う事は、民主党様はユートピア共産社会を夢見ていることになるのだろうか。

読売新聞社の世論調査(12年11月5日公開)による「衆院選の比例投票先」のデータが興味深い。日本全体での民主党を選択する方々の割合は10%である。東京では5%だそうだ。東北・北海道は何とダントツの17%である。

無責任な言い方で恐縮だが、北海道における冬期の節電達成率、特に一般家庭の達成率がどの様になるか、楽しみである。

コメントの投稿

非公開コメント

18歳未満閲覧禁止
当ブログのコンテンツは、満18歳以上のユーザのみを対象とし、満18歳未満のユーザの閲覧は禁じられるものとします。
with Ajax Amazon
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
最近のトラックバック
プロフィール

bigboy98

Author:bigboy98
FC2ブログへようこそ!

RSSフィード
ブログ内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる