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殿舎でゴー、電車で化粧をしますが何か?

とあるツブヤキに曰く、『電車で化粧してたら知らない妊〇婦のババアに「公共の場で化粧するのやめてもらっていいですか?」って言われたんだけど、まぢ意味わからん。ウチは、お金払って電車乗ってんの、化粧する権利があんの。常識ないんぢゃない?まぢ小〇学生からやり直せってゆー(笑)。』以下余りにも不適切表現が続くので引用自粛。

★公衆(便所)と自分家の

もうヒトツ引用、『私は電車内お化粧女〇子に遭遇したときは、想像力で乗り越えます。訳あって恋人とは年に一度しか会えない。そう、今日がその日。とびきり可愛い自分で会いたい!なのに急な仕事に人身事故。お化粧直す時間がないよ。はしたないけど、今日は電車でしちゃえ!…と想像すると、優しい気持ちになれるよ!』

「美しい日本の私」と云う言葉がある。1968年(昭和43年)にノーベル文学賞を受賞した際の、川端康成と云う偉い小説家の受賞記念講演の題目だそうな。

国と私と等価に見なしてもビクともしないだけの日本が未だあったようだ、1960年代には。2009年の8月末以来、誰かが日本を私すると動悸や息切れがするような気がする今日この頃である。

幾何かのお金を払えばパブリックな空間をプライベートな空間に変化させ得るらしい。そこまで言わなくとも、身一つプラス数十㎝の空間を一定時間だけワタクシする事が出来るようになった、実に日本の自由主義の進展には目を見張るものがあるようである。

★麗しの公共とたったヒトツだけのワタシの思い

札幌にも隣国から就労ビザでお越しの方々が大勢いらっしゃる。顔つきや体付きが日本人と似ているが、たった一つだけ異なっているところがある。

パブリックとプライベートな空間に対する認識に我々とは異なる民族的な特長があるようで、上で引用したようなアクションをするのだ。他は全く申し分ないのだが。

道において難儀をする人あれば手を添えて助けるのが人の道だと教えられた世代がある、常は例え200%を超える乗車率の電車に乗ってもジッと堪える人々が、常為らざる時には赤の他人のプライベート空間に躊躇なく踏み込むのである。

「たったヒトツだけのワタシの思い」と云う発想はいささか違っているのではないだろうか?、それこそ「美しい日本の私」と云う価値観を捨ててまで守るべき優しさに満ちあふれた思いなのだろうか?。

オンリーワンという価値観に異議を唱えたい。

★追記

若松孝二監督がお亡くなりになった、満76歳だそうである。70年代から80年代にかけてピンク映画の御三家と云われた「若松孝二、山本晋也、渡辺護」監督が大活躍していた時代をホンの少しだけ味わったことがある。1980年制作の「聖処女拷問」も忘れられない。

「キャタピラー」におけるワンシーン・ワンカット風な手法を確立した記念碑的名作だ。一言で言えば「日本におけるパブリックとプライベートな空間の齟齬」を生涯にわたって追求した偉大な表現者だったように思う。

合掌

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