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花のお江戸の性愛マニュアル

「おさめ・かまいじょう」と云う珍しい本がある。伊予の国(四国の愛媛県)の古い温泉場である道後で遊女屋(遊郭)を営んでいたご主人が書き記した「遊女たちを治める」管理職のためのマニュアル本である。「かまいは構う」で面倒を見るという意味だそうだ。
●江戸の性愛

江戸時代の宝暦2年(1752年)に書かれた奇書中の稀書である「おさめ・かまいじょう」の現代語訳・解説本が「江戸の性愛術」という本である。プロであるお女郎さんも最初は素人同然だったわけで、その彼女たちを一人前にするべく管理職たちが一生懸命に商売(性愛)のテクニックを教えたというわけだ。

平成の御世の女性達にも売れているという。女性に向けた当時のプロの女性のための性愛指南書ということもあるが、江戸というタイトルが購入しやすい理由かも知れない。

伊予道後で大成功を収めた遊女屋の主人が、書き記した門外不出の奇書『おさめかまいじょう』―この性愛指南書には、遊女の健康管理に始まり、男を篭絡する術、放縦な要求への対処法、どのように「天悦」に至らしめるか、36種の交合体位など、様々な快楽の技法が網羅されている。当時の図版を掲載し、豊かで過激な性愛文化を明らかにする驚愕の書(「BOOK」データベースより)

●元校長先生が表した真面目な本です

著者は渡辺信一郎氏で略歴を見ると、元都立深沢高校校長さんだったらしい。今は「江戸庶民文化研究者、古川柳研究者」ということだ。

▼目次
第1章:遊女性技指南書に見る秘技(「おさめかまいじょう」について)、(新入りの女の女陰検分と水揚げ ほか)
第2章:女への大悦(女との肛交、外国の場合)
第3章:「張形」の御利益(女の新たなる自己顕示文献に現れた「張形」 ほか)
第4章:江戸のバイアグラ(提灯で餅を搗く、常々の補腎薬の色々 ほか)

●江戸の性愛技術者を育てる

適当にあしらわれる当時の大都会の「吉原遊郭」(体験したわけではないが)に比べ、地方の女郎屋は男客に対して実に勤勉実直だったようだ。特大の男根を受け入れる術、フニャチンでもシッカリ気を行かせる方、包茎の男根への対処、後ろのアナを受ける際の技、口唇性交法、「ぬか六!!!」「ふか七!!!」とはなんぞや、その他奇想天外なテクニック等々。

豊富な図版は迷惑至極-(^o^)-で、人前で読むのは困難かも知れない。江戸の格差社会において低所得階層の女性を如何に自立させるかに意を尽くしたコノ地方の女郎屋の主人は偉い。「それにしても現代の女性が読むのは拙いだろう、それとも彼女たちは性愛に関しては技術指向なんだろうか」。著者の人柄が伝わってくる極めて真面目な本ではある。

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