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地域主権?、もっと地方ナショナリズムを

kawai101日本の総理大臣を決める民主党の代表選は小・菅の一騎打ちと云うことになったようだが、同党の地域(地方)主権と云う言葉ほど権力による自己矛盾に満ちた概念は無いだろうと思う。ならば地方ナショナリズムと云う言葉も可能だろうと思う、王政とか帝政などの超中央集権体制に対立する概念として、主に文化面で中央に対抗しようと云う試みである。そして地方文化の表現の中に中央の支配に対する批判を込めたのだ。

★小と菅でコカン戦争か?

9月は企業の中間決算で何かと忙しい、テレビ・メディアにとっての9月は番組改編に向けての準備で忙しい、その中で事実上の総理を決める民主党の代表選は大迷惑だろうと推察する。

どうして9月なのかは知る由もないが、世間様の9月の人事異動(発令)を意識したのかなとは思う。それにしてもここ十数年の政治の停滞に対しての国民の怒りは頂点に達している。そんな中で皮肉にも政権のお鉢が回ってきた民主党も運が悪い。

ソレもコレも政治が日本の進路、戦略用語に云う「一般方向」を示せない事にその原因がある、西に行くのか東に向かうのかを最終的に決めるのは民主主義に云う主権者の役目だが、指導するのは主権者の代理人たる政府と国会の役目であろう。

★普天間移設問題の本質は琉球ナショナリズムの発露にある

琉球という固有名詞は正にナショナリズムという概念にピッタリの響きを持っている。そこに民主党の云う「国が地方に優越する上下の関係から対等なパートナーシップの関係へと転換し、明治以来の中央集権体質から脱却したい。」という考え方は、沖縄の人々にとって「飛んで火に入る夏の虫」さながらである。

日本の中でも独自の琉球文化を持っている沖縄の人々にとって、首都東京は文字通り「アンビバレントな存在」だろうと思う。その首都東京から「国家安全保障の要請で普天間移設は沖縄で引き受けて貰う」と宣えば、そりゃ反発を喰らうだろうと思う。

筆者も北海道と云う地方に住んでいるので、大都会である東京に対して「オラのところは田舎だべ」と云う自覚があると認めるのに吝かではない。東京に対し好きとか嫌いとか、憬れとか嫌悪とかのない交ぜになったアンビバレンスな心持ちがあるのは事実である。

首都東京、中央政府に対抗する地方ナショナリズムは愛憎半ばの複雑な地方精神を内包している。

★東国原宮崎県知事による口蹄疫問題

今年の前半に起きた口蹄疫問題は正に地方ナショナリズムの発現であろう。東国原宮崎県知事と云うアピール巧者の所為で国民の目により顕在化したようである。

東京が愚かだったのか宮崎がお粗末なのかは依って立つ立場で判断が分かれるが、宣伝合戦では金のある東京が有利だったようだ。何より主要マスコミが集中している東京が有利なのは否めない。

当初は東京マスコミが報道に及び腰、スルーしていると云う印象を持たれた方も多いだろうと思う。真相は東京メディアが「風評被害の原因を作ったマスコミ」と云う構図を避けたかっただけだが、農水省が宣伝戦に打って出た途端に雪崩を打つように報道しだした現金さには呆れる他ない。

地方vs東京もしくは東国原vs民主党政権と云う図式が今一つ国民に明示されなかったのは、東京集中のマスコミを使った民主党政権側の巧みな戦術だろうと思う。もっとも、民主党の反地方プロパガンダに易々と乗ったマスコミの不見識も非難されるべきであろう。

おおたか静流 花(すべての人の心に花を)



★ユダヤ・フリーメーソン・統一教会・自民党清和会・凌雲会が悪いニダ

菅総理大臣誕生と共に始まった小沢外しの流れに抗して小沢大好き主義者が仕掛けたプチ・プロパガンダに「ユダヤ・フリーメーソン・統一教会・自民党清和会・凌雲会が悪の元凶」だというのがある。

分かりづらいレッテルだが、要するにアメリカの情を排した実利主義と韓国の超保守主義、日本の親米勢力などが反小沢網を築いていて、「日本の左翼風ナショナリズムの前に立ちふさがっている」と云う発想である。

日本におけるナショナリズムには2種類あって共に中央集権をより強化しようと云う方向は一緒だが、一般方向を大陸に向けるか海洋に向けるかで性格が異なっている。

小沢シンパの云う自民党の清和会のシンボルは安倍晋三元総理で、民主党の凌雲会のシンボルは仙石由人官房長官である。両者は韓国のリベラル勢力に対する距離感が大いに異なっているが、海洋に一般方向を求めているのは同じでいわば海洋ナショナリズム派である。

★攻めるに弱く、守るにも弱く

経世会(旧田中派、小沢一郎)VS清和会と云う図式においては経世会は明らかに大陸嗜好(指向)であり、経世会に源流を持つ小沢一郎が大陸指向であるのは当然だろうと思う。だが小沢一郎は内政においては徹底した実利主義者(リアリスト)であるが、権力志向は中央集権型である。

実は清和会も中央集権型であるが実利よりも原理原則を重んじる傾向がある。何が違うのかというと、例えは悪いが帝国憲法下の海軍と陸軍の違いみたいなものであろう。清和会は海軍で経世会(小沢一郎)は陸軍である。

支那事変から太平洋戦争を概括すると、攻めには威力を発揮するが守りには弱い帝国海軍と守りには強みを発揮するが攻めには弱点を露呈する帝国陸軍という結果であった。

今は攻勢をかける時だと思う一部の国民からは小沢待望論が出ているようだが、小沢一郎の本質から云って政治戦略上の攻めには弱点を発揮しますよと云いたい。

kawai101


★地方ナショナリズムによる反乱は可能か

民主党はダメだが自民党も嫌だと云う世論が大方のようだが、より内政を重視しろと云う点では右も左も世論は一致している。

中国に2番の座を奪われ韓国にも猛追されて世界におけるアジアの盟主としての日本の地位が絶対的に低下しているという思いが国民に蔓延している。権力構造における中央集権システムが限界にきているというのがその原因である。

改革という手法では如何ともし難い中央集権システムの限界を破るために「地域主権」はあるというのが民主党の主張だが、所詮は中央集権の拠点である東京一極集中の発想であろう。

その証拠が「宮崎の口蹄疫問題」と「沖縄の普天間基地移設問題」の解決手法だ。内政の要である国の農業政策と外交の根幹である安全保障を共に未消化のままに地方の自治権を放棄させたように見える。

問題の本質は自民党をぶっ壊した後に今度は「東京をぶっ壊す」というところにあるのだろうと思う。大陸でもなく海洋でもなく、日本の地方を重視しなければ全ての解決は出来ない。

中央集権イコール現行の官僚制度だろうと思うが、民主党には東京に居座っている官僚制度を打っ壊す覚悟があるのだろうか。 (続く)

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実際は反小沢側の方が工作員で、ずっとプロパガンダやってるんだけど。
自民党ネットサポーターズクラブの存在も知らないのか。
調べれば幾らでも出てくる。オフ会の証拠写真もあるよ。
その前身はチーム世耕で、自民党の世耕が作った
ネット世論形成のための工作機関だよ。
世耕は早稲田の原理研の出身で、原理研は統一教会だよ。
ていうか、自民党清和会が統一教会に乗っ取られてるのは、もう有名だけど。
小沢が韓国で日本の悪口を言ったとか、小沢が在日だとかの話も
自民党のネット工作員が流してるデマだし。

小沢の実現しようとしてる政策を、ちゃんと見た方がいい。
脱官僚、宗教法人への課税、記者クラブの解体。
これをやられて困る連中は誰だと思う?自民党だよ。

外国人参政権は、移民政策とセットにならなければ効果はないよ。
自民党は経団連とグルになって、密かに移民政策を実現しようと考えている。
それについて、何も言わない自民党のネット工作員が
ダブルスタンダードだって分かるはず。
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